40代、50代の中高年の転職活動は面接まで辿り着くのが大変です。だからこそ面接ではしっかり答えて次の段階に進みたいところ。
面接の雰囲気は相手先企業によってガラリと変わります。
やたらフレンドリーなところもあれば、圧迫面接丸出しのところも。 面接で経歴やスキルについて聞かれた場合でしたら、それなり自信を持って返答出来ると思うのですが、自分にとって「嫌な質問」ばかりしてくるような面接があるのも事実です。今回は40代以降の転職でありがちな「年齢」について突っ込まれた時の対処法について書きたいと思います。
けっこうあったな…
年齢について突っ込まる面接
「実は応募者の中であなたが最年長なんですよ」
面接で聞かれた質問です
転職活動をされる中で、もしかしたら年齢制限を越えていても「あえて」応募する事があるかも知れません。
夫も年齢制限以上の企業に応募して面接まで漕ぎ着けた事があります。面接で年齢の事を突っ込まれると、一瞬「もしかしたら、中年は遠慮して欲しいって事?」などと不安になってしまうかも知れませんが採用する企業だって暇じゃないんです。
なのに「あえて」嫌な質問をぶつけてくるのは年下の上司に従えるか、あるいは新しい仕事に馴染める柔軟性があるかどうかを知りたいと言うところに他なりません。
質問のねらいは2つあると思います。
・前職の習慣や仕事のやり方を捨てる事が出来るか?
ですから、年下の上司や同僚とも上手くやっていけるというアピールと、柔軟性には自信があるというアピールが効果的だと思います。また、年齢が高いと言うことは、そのぶん社会人としての経験が豊富でコミュニケーション能力が高いとも言えます。その点を考慮して回答してください。
年齢を突っ込まれた場合の具体的な回答例
回答例
NG回答
→若い社員は「敵」ではありません。求められているのは協調性です。
→企業は自社ルールさえ知らない中途採用者に「若手教育」は求めていません。
まとめ
面接官が知りたいのは「若い人と上手く仕事が出来るかどうか」なのです。
リクルートエージェントの面接セミナーでも中途採用者が「部下の教育」を口にするのはNGと言われていました。人事のプロが社員教育をする部署に採用される場合でもなければ、企業は中途採用者に「若手教育」は求めていません。
若手教育について
口にしてしまう傾向が強いそうです
面接で年齢の事を突っ込まれた時にアピールするのは「協調性」と「柔軟性」です。面接までに是非あなたなりの「協調性」と「柔軟性」のアピールポイントを考えて、質問に対する回答を万全に準備してください。