47歳SEの転職活動。毎日届くお祈りメールを経て、ようやく1社面接まで漕ぎ着ける事が出来ました。
しかし、ちょっぴり気になることが。
面接のお知らせメールに「印鑑を持参してください」の項目が。



胡散臭く思っていたのですがブログのコメント欄で「交通費を支給するために印鑑がいる事がありますよ」と教えて戴きました。


調べてみたところ「印鑑を持参してください」と言われたとしても、一概にブラックとは限らないようです。
面接に印鑑が求められる5つの理由


面接の時に「印鑑を持参してください」と言われるのって実はよくある事らしく「ブラックだ」とは限らないようです。
印鑑が必要な5つの理由
- 個人情報の保護のため
- 健康状態の申告書のため
- 履歴書に印鑑を押すため
- 交通費の支給のため
- 即時採用するため

1、個人情報の保護のため
最近は個人情報に関する取扱が厳しくなっています。
ポイント
特に「プライバシーマーク」を取得している企業の場合、履歴書や職務経歴書の取扱に慎重になっているようです。
選考の前に「会社の個人情報の取扱に同意します」と言う文書を提示されて印鑑を押すとのこと。
例えば……
- 履歴書や職務経歴書は面接後90日間が経過したら破棄します
- 選考が終わり30日間を経過した後に預かったデータは削除します
…など、企業が指定した方式に同意するための書類に印鑑が必要だそうです。


2、健康状態の申告書のため
履歴書には必ず「健康状態」を記載する欄がありますが、中途採用の場合、採用したあとに体調不良が発覚して使い物にならないなんて事があるようです。


履歴書だけでは病歴等が分からないため、面接の時に独自の健康状態申告書に記入して印鑑を押印することもあるそうです。
もこれは正式な書類ですから、虚偽の申告をして入試やした場合、企業は解雇する事が可能です。
3、履歴書に印鑑を押すため
昔の履歴書には「印鑑」を押す欄が必ずあったのですが、最近は印鑑を押す欄の無い履歴書が増えています。

企業によっては履歴書に印鑑の欄が無くても、氏名欄の横に印鑑を求めてくる事があります。
面接の時に履歴書を見て「印鑑が無い」となった場合「ここの印鑑を押してください」と求められる事は意外とアルアルなのだとか。
4、交通費の支給のため
企業によっては自宅から面接会場までの交通費を支給してくれる事があるようです。


交通費の支給については企業によって様々です。
- 一律で定額(1000円程度)を支給する
- 遠方の応募者のみ支給する
- 最終面接にのみ支給する
…と決まった形はありません。
交通費の支給を受けた場合は領収書や会社規定の交通費申請書に捺印する必要があります。
5、即時採用するため
企業によっては面接で採用を即決して「で、いつから来てもらえます?」なんて事もあるようです。


いきなの「即時採用」が決まり、契約書に印鑑を…と言う流れの可能性大!
ただし、このパターンが絶対にブラックだとは言い切れないところもあって「絶対に来て欲しいし他の企業に撮られたくない」と言う場合もあるようです。
しかし「即時採用」で契約書に捺印する場合は書類をしっかり確認してください。
注意ポイント
- 正社員の求人で採用されたのに入社したら契約社員だった。
- 勤務地、勤務内容、給与が違っていた。

まとめ
いかがでしょうか? 面接の時に「印鑑を持参してください」と言われても、一概にブラックとは限らないようです。
むしろ理由を調べてみると、印鑑持参の指示がなくても面接には印鑑を持っていった方が良いのかも。
注意ポイント
最後にご紹介した「即時採用」については、注意して戴きたいと思います。中高年の場合、そう何度も転職をしていられません。ブラック企業に捕まらないよう、書類に捺印する歳はぐぐれも慎重になさってください。
面接に印鑑の持参を求められた場合は、くれぐも印鑑の持参をお忘れなく。転職活動中はビジネスバッグに印鑑を常備しておいても良いかも知れませんね。

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