夫、40代の転職活動。応募10社目の2次面接。今回は社長を交えた面接でした。
実質、これがクリア出来れば内定です。しかし今までも何度となく最終面接の後にお祈りを喰らってきているだけに「あと少し」という意識はなく、むしろ緊張感で一杯でした。
素直に喜べないって言うかね
もしかして…イケたかも?
帰宅した夫の第一声は「今回はマジでイケそうな気がする」でした。
面接の場で夫は経歴をベタ褒めされたのだとか。夫はそこそこの技術者ですが、今までの面接でベタ褒めされた事は1度もありません。今まで夫は企業の「ニーズ合わなかった」のだと思います。しかし今回の企業からすると夫は「まさに求めていた人材」だったのでしょう。転職活動って、どんなに頑張っても需要と供給がカチッっと噛み合うまでは報われないものなのだなぁ……と、改めて実感しました。
もし採用された場合、社長や上司になる人達の印象を夫に聞いたところ「まぁ……かなりクセのある人達だけど、やっていけると思う」とのことでした。
ついに内定ゲット!
そして、早くもその日の夕方。転職エージェントから内定を知らせる電話がかかってきました。
内定の電話がかかってくるまでもなく、夫は「もし内定出たらお世話になろうと思う」と言っていたので、相当自身があったのだと思います。あれほど欲しかった内定の知らせでしたが、いざとなるとアッサリした物で夫も淡々としていましたし、私も淡々と受け止めていました。「こんなに辛い転職活動していきんだから、内定出たらきっと泣く」と思っていたので、なんだか自分でも意外な感じでした。
ともあれ。これで夫はようやく転職活動から解放されることになったのでした。しかし「遠足は家に帰るまでが遠足」と言うように、転職活動の本当の意味での解放は「採用されて次の会社に勤務する」事だと思います。ですから内定以降の経緯も、このまま続けて書いていくつもりです。