広告 中高年転職事情

40代、50代。中高年の転職。なかなか決まらない意外な理由。

40代以上の転職活動は「厳しい」の一言に尽きます。転職サイト等の求人を眺めてみても、35歳前後、または40歳までと言う求人が多いのではないでしょうか? もちろん40代以降の求人が無い……と言う訳ではありません。

受けては落ち。落ちては受け。

すでに転職活動中の方の中には「受けては落ち。落ちては受け」と言う無限ループに突入している方もおられるのではないでしょうか。夫の場合もそうでした。応募した会社は数知れず。半年以上の転職活動を経て面接まで辿り着いた会社はわずか10社。内定が出たのは1社きりでした。

不採用の理由

ところで。「不採用の理由」って考えた事がありますか? 「応募者が多かったから」とか「自分よりも実力のある人がいたから」とか「自分より若くて安い年収で採用出来る人材がいたから」思いがちなのですが、実は意外な理由から採用されないケースがあるのです。

ご立派過ぎて……

夫の大学時代の友人の話です。彼は日本人なら誰もが知っている大企業に努めていましたが「早期退職制度」と言う名のリストラによって転職活動を余儀なくされました。しかし夫も周囲の人達も「あそこの会社で働いていた人材なんだから、転職も直ぐに決まるだろう」と思っていたのですが、夫以上に転職活動に苦戦しておられました。

どうやら彼の場合は「立派過ぎる経歴」が仇になってしまったようでした。面接に行っても「そんな立派なところで働いていた人を我が社では使いこなせない」とか「うちでは、こまで高いキャリアは求めていない」と落とされる事が多かったようです。

オーバースペックと言う問題

中高年で転職活動する場合「自分はもうこんな年だから採用してくれたら、どこでもいい」と謙虚な姿勢で望まれる方が多いのですが転職活動の場合、実力よりも下の会社を受けたところで採用されないのです。高校、大学の受験の場合は「安全策を取って余裕で合格しそうな学校を狙う」という作戦がありますが、転職活動の場合はこれがかえって逆効果になるケースがあるのです。

実際、中小企業の場合、年収的な部分でも沢山用意は出来ないので「何もかも出来るスーパスター」でなく「そこそこ使える人材」を求めていたりするのです。

夫の友人が行き着いた結果

夫の友人の場合、結局転職サイトや転職エージェント経由で仕事を得る事は出来ませんでした。彼が行き着いた先は「取引先の関係企業」だったのです。キャリアが高い人の場合は、転職サイトや転職エージェントを使うよりも、長年培ってきた人間関係からの「コネ」を使った方がスムーズに行くかも知れません。

こう言った場合、年賀状だの、名刺だのをひっくり返して人脈をしらみつぶしに当たってみた方が良いように思います。「自分の働きぶりを知っている人」が最大の味方になってくれるでしょう。

まとめ

いかがでしょうか? 「俺なんてコネを使うほどキャリア無いし」と思った方もおられるかと思いますが、本当にそうでしょうか? もし転職活動に行き詰まっている場合は、企業の求める人材とあなたのキャリアが合致していないかも知れません。ダメ元だと思って、知人や友人を頼ってみてはいかがでしょうか?

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