40代、50代と言った中高年の方が転職を志すには様々な理由があるかと思います。
かつて日本は1度就職した会社に定年まで働くスタイルが主流とされてきました。しかし、終身雇用制が崩壊しつつある現在、転職するのは決して珍しい事ではありません。しかし転職は本当に最良の選択なのでしょうか?

転職するしか無かったんだけどね

誰にも分からいよね
転職の失敗=貧困は本当なのか?
ここに恐ろしいデータがあります。週間スパに掲載されていた記事によると、40代の貧困層に「貧困に陥った原因」を調査したところ、なんと1位に上げられていたのが「転職の失敗」なのです。
貧困に陥った理由
2位 給与カット
3位 肉体的な病気や怪我
4位 リストラされた
5位 メンタル系の病気になった
6位 浪費
7位 教育費

マジか……
貧困に陥った人が「やってしまった」共通のこと
これ以外にも、実はもう1つ興味深いデータがあります。こちらも週間スパに掲載されていた記事ですが「貧困に陥った人の共通点」が上げられていました。なんと「次が決まっていないのに会社を辞めた」と言う項目があります。
・経済的な困窮に「見て見ぬふり」をしてきた
・「どうなかなるだろう」と言う楽観視してしくった
・転職先が決まっていないのに会社を辞めた
・投資話や儲け話に手を出して失敗
働きながらの転職活動をオススメします
転職される方の中には働いていた会社が潰れたり、潰れないまでもリストラにあったりして「やむを得ず」と言う形で退職を余儀なくされるケースがあるかと思います。
しかし、それ以外の理由なら会社を辞めるのは転職が決まってからにしてください。仕事を続けながらの転職活動が大変なのは言うまでもありませんが、やってやれない事はありません。

身体は相当キツイですが
やれない事はありませんでしたよ
ブラック求人に飛びつかない!
転職活動が長引いてくると「内定が出たらどこでもいいや」と転職を決めてしまたいたくなります。ですが、それで良いのでしょうか?
景気は上向いていると言われていますが、退職金ゼロ、年収300万円未満、昇給の見込み無し……なんて求人が存在します。求人票には良いことを書いていたのに、面接に行くと「あれ? なんだか話が違うんだけど……」なんて事は珍しくありません。
転職活動に苦戦していると、求人票に書いていた事と違う待遇を提示されても「とりあえず内定が出たらいいかな。働いているうちに昇給するかもしれないし……」などと、その場しのぎの事を考えてしまったりするのですが、納得のいかない話には絶対に乗らないでいただきたいと思います。

内定が出たらどうでもいいや
…みたいな気持ちになるのは分かる

まとめ
いかがでしょうか? 今回はあえて嫌な話を書かせていただきました。ですが、どうせ転職をするのであれば生活レベルが「現状維持」もしくは「少し苦しいけれど頑張れないこともない」程度で維持したいものです。
夫も40代での転職経験者だけに転職が原因の貧困に陥らないように気をつけて戴きたいと願ってやみません。
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