転職活動をはじめるのタイミングって色々あるかと思います。
私の夫のように「会社が潰れたから転職ぜざるを得ない」なんて場合は時期なんて選んでいられませんが、一般的な転職の場合は「ボーナスをもらってから辞める」と考える方が多いかと思います。
夫が夏のボーナス後に転職する場合、妻の心情からすると「暑い時期だし、ちょっとゆっくりしてもらってもいいかな。夏の間に転職先を決めて、秋から働いてくれれば……」なんて事を思うのではないでしょうか?
今回は「夫が夏に転職する妻」に向けてのアドバイスをメインに夏の転職活動についてお届けします。
夏のボーナスを貰ってからの転職活動
「ボーナスを貰ってから辞める」と言う考え方は私も賛成です。
貰える物は貰っておくに越したことはありません。
転職する場合、次に働く会社でボーナスがすぐに出るとは限らないのです。
ボーナスは「当たり前に貰えるもの」ではなくて「会社の業績が良ければ貰えるもの」です。
それに会社規定で1年以上勤務しないとボーナスが出ない事はよくある話です。仮にボーナスが出たとしても「寸志」だったり。
心の平安…と言う意味で考えると寸志でさえ期待しない方が良いでしょう。
「5万円くらいあったらいいな」なんて夢見ちゃ駄目です。
「子どものお小遣い程度でも戴けたらラッキー」くらいに考えておいてください。


どこのご家庭も厳しい家計をやりくりされているかと思うのですが、もしかしたら、しばらくボーナスにはお目にかかれないかも知れません。
手にしたボーナスを大切に使うのはもちろんの事ですが、最後のボーナスは転職活動のモチベーションを上げるためにも「夫が使うお小遣い枠」をキッチリと確保して戴きたいと思います。


夏の転職活動
「学生さんだって就職活動してるじゃない?」と思われるかと思いますが、若くて体力のある現役学生さんと違って40代、50代ともなると夏の暑さは身体に堪えます。
特に普段から外回りに慣れている方なら大丈夫かと思うのですが、室内で仕事をしていた方にとって、日中の移動は予想以上に疲れるものです。
アスファルトの照り返しの中を歩いて、面接先はガンガンにエアコン。そしてまた暑い中の移動。体力的に相当厳しいかと思うので、サポートして差し上げて欲しいと思います。


お盆休みの壁
夏の転職活動には「お盆休み」と言う大きな壁があります。
最近は夏季休暇をズラして取る企業も増えてきましたが、それでも一般的なお盆休みを設けている企業もまだまだ少なくありません。
「担当者が休みで対処出来ない」という理由で求人を出すのを一時的にストップする企業もありますし、選考が長引いたりするケースもあります。
「求人が無い」とか「面接したのに返事がこない」とか思うように転職活動が進まなくても「当たり前」だと受け止めて戴きたいと思います。


夏の転職活動は「慣らし期間」だと思って!
家計の事などを考えると「秋から働いて欲しい」と思う気持ちは痛いほど分かります。
ですが夏の転職活動だけで転職先を決めるのはかなり難しいかと思います。
イライラせずに「夏の転職活動は秋から本格的に活動するための慣らし期間」と言う気持ちでいることをオススメします。


もちろん、夏の転職活動で再就職を決める事が出来ればそれに越した事はありません。ですが「中高年にとって夏の転職活動は他の時期よりも厳しい」と言う事を頭の隅に留めて戴きたいと思います。
合わせて読みたい
転職後、2回目のボーナスの時の様子
-
転職後1年未満のボーナスの支給額。43歳SEの場合。
12月に入ってボーナスが支給された方も多いかと思います。 もしかすると、このブログをご覧になっていると言う事は「ボーナス ...