40代、50代と言った中高年の転職は依然として厳しい状況です。このサイトをご覧になっていると言う事は転職活動中か、または「転職しような…どうしようかな…」と迷っておられる方ではないかと思います。
実際に転職活動をスタートすると嫌でも分かると思うのですが、1社や2社応募した程度では決まりません。
内定をゲットするまでは、それこそ「何社応募したか覚えていないけど沢山応募したな…」と言うくらい挑戦する覚悟が必要です。
ちなみに、43歳で転職した筆者の夫も応募した企業の数を数えていたのは最初のうちだけ。内定を得た時は「何社応募したか分からない」と言う状態でした。
とにかく出しまくったね
読んでさえもらえない履歴書
そもそも。中高年は応募出来る求人が限られています。
では、採用担当者は100通もの履歴書をどうやって判断しているのでしょうか?
知人の採用担当者に聞いてみたのですが衝撃的な答え返ってきました。あまり多くの履歴書が集まってくると「履歴書を読まずに返す事がある」のだそうです。
採用担当者から聞いた「読まずに返される履歴書」の事例をいくつかご紹介します。
履歴書を小さく折りたたんでいて読み辛い
履歴書が大量に送られてくる場合、小さく折りたたんである履歴書は読まずに返送するそうです。
履歴書を折らずに送れ…とまでは言いませんが、履歴書を送る時は履歴書用の封筒で、折り方の指示に添って折った方が良さそうです。
そういないと思うけどね
切手が歪んで貼っている
筆者はこれを聞いて「そこまでチェックする?」と驚いたのですが、応募してきた封筒の切手がパッと見で切手が歪んでいる物は読まずに落とすとの事でした。
そして、ここまで来ると流石に信じられないレベルですが、切手料金が不足している物もあるそうです。その場合は受け取り拒否とのこと。
気が抜けないね…
修正液を使っている
カッター等で削るのもダメ。最近はフリクションボールペンと言う「消せるボールペン」なんて商品もありますが、これも駄目。
ですが意外と修正液を使った履歴書を出してくる人は多いとのことです。
気持ちは分からなくもないな
履歴書に写真が貼っていない
転職活動が長期化すると履歴書に貼る写真代も馬鹿になりませんよね。写真代を節約したい気持ちはわからなくもありませんが、写真を貼っていない履歴書なんて問題外です。「そんな履歴書出す奴がいるの?」と思ってしまったのですが「意外といますよ」とのことでした。
字が汚くて読めない
初見であまりにも雑だと判断した場合、内容を読まずに返送するとのことでした。履歴書に字を書く時は楷書で丁寧に書いてください。
まとめ
「読んでさえもらえない履歴書の例」をご覧になって、どんな風に感じられたでしょうか?
「そんな履歴書あるの?」と思った方は心配ないのですが「実はやっちゃってました」って方は問題アリです。せっかく素晴らしい職歴を持っていたとしても、読んでもらえなければスタート地点にも立てないのです。
履歴書を書く時は「読んでもらえる履歴書」を意識して戴きたいと思います。
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