中高年の転職活動はなかなか思うようにはいかないものです。
転職サイトを眺めていると、自分意外の世の中の中高年は輝いていて、さっさと転職しているような錯覚に陥ってしまいますが、実のところそうでもありません。
転職を成功させた中高年に話を聞くと「2社目で内定が出ました」とか「実は知人のツテであっさり決まりましたむなんて話も稀に聞きますよね。
そして、多くの経験者が「何社受けたか分からいくらい受けたし、散々お祈りされてきた」と言います。
残念ながら年齢が上がれば上がるほど転職活動は長期化する傾向にあります。
なかなか結果が出せない時って、どうしても憂鬱になりがちですが、そんな時は自分自身を見直してみてはいかがでしょうか?
再就職が決まらないのは年齢のせい?
いくら中高年の転職活動が厳しいからと言っても、冷静に考えてみと「全く決まらない」なんて事はあり得ません。
実際に転職活動を成功させた中高年がいる以上、それは自分であっても不思議ではないのです。
多くの方は転職エージェントや転職サイトに登録して、オファーをまったり、あるいは自分から積極的に応募されていめかと思います。
しかし、転職エージェントにしても転職サイトにしても登録しただけでは駄目なんです。
夢の転職先なんて無い……
転職期活動が長引いてきた時、まずして頂きたいのは再就職先に望む条件です。
ぶっちゃけ…どこまで妥協出来るかが決め手となってきます。
- 職種
- 年収
- 転勤不可
- 車通勤希望
- 勤務地
- 勤務時間
条件と一言で言っても色々考えられます。誰もが働きたいと希望する夢の転職先なんてありません。
もちろん「ここだけは譲れない」と言うラインってありますよね。
特に中高年の場合、一家の大黒柱である事が多いのでご家族の事情もあるでしょう。
ですから「ここだけは譲れない」と言うところだけは死守して戴いて、他の条件を緩和してみてください。
何か1つでも、2つでも妥協する事によってオファーが来る…なんて事はよくある事です。


まとめ

しかし考えてみてください。中高年の転職はただでさえ難しいのです。自分でそのハードルをさらに上げているとしたら?
もう1度、希望条件を洗い直してください。
そしてもし「ここは妥協出来る」と言う点が見つかったら、その枠を取り払って転職活動をして戴きたいと思います。
劣悪な条件の求人、ブラック企業の求人にも応募するべき、というのでは決してありません。
しかし転職支援サービスに登録した希望や条件のレベルを下げると提示される求人件数が多くなるのは事実です。
そのオファーされた求人の中から選べば良いのです。
最初から間口を絞ってしまっては、求人の内容を検討する事さえ出来ません。
どうしても再就職が決まらないという場合、大多数の求職者が避けるような条件を敢えて受け入れてみるという発想の転換を行い、活路を見出すのも有効な手段です。
登録した条件を今一度見直してみる事をお勧めします。

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