40代、50代と言った中高年での転職活動はなかなかな厳しいものがあります。自分から積極的に行かないと内定を掴むことは出来ません。
『中高年の転職活動。転職フェアって、どうなの?具体的に何するところ?役に立つ?』と言う記事を書かせて戴きましたが、今日は転職フェアの攻略法お届けします。せっかく転職フェアに行くのであれば、出来るだけ多くの情報をゲットして転職活動に役立て戴きたいと思います。
転職フェアは実際に足を運んでみるとお分かりになるかと思うのですが、企業ブースを周るだけで意外と疲れます。若い世代ならまだしも、中高年ともなると人混みを歩くだけでも大変だったりします。「足には自信あるよ?」と言う方もおられるかとは思うのですが、気持ちの良い屋外を歩くのと、緊張しながら屋内をウロウロするのでは随分勝手が違うものです。体力万全の状態での突撃をオススメします。

参加する前はしっかり食事をして
万全の体制で挑んでください
転職フェア攻略のポイント
転職フェアに行く方の中には自分が狙っている業界や企業だけ顔を出して、さっさと帰ってしまう方がおられます。ですが、せっかく何十社という企業が集まっている機会なのですから、少し視野を広げて普段なら行かないような企業にも足を向けてみてください。
そして、出来るだけ多くの企業担当と直接話しをしてみてください。もしかしたら自分の希望に見合う企業が見つかるかも知れません。また、内定の足掛かりにならなかったとしても「無料で面接の練習をさせてもらっている」と考えてみてはいかがでしょうか?
昔から「チャンスの女神様は前髪しか無い」と言われていますが、チャンスは自分で掴み取る物です。足で歩いて可能性を見つけていただきたいと思います。

歩き慣れた靴で行って下さい
「明るく・元気に」が基本です。
積極的に色々な企業を周るとなると「とりあえず行ってみただけ」と言う企業ブースにも行き当たるかと思います。しかし、たとえ「とりあえず」であったとしても、明るく元気に挨拶してみてください。もしかしたら有益な情報が得られるかも知れません。
人気のなさそうな会社の説明を聞いてみる
企業ブースに人が少ないと、なかなか突っ込んでいき辛いところがあるのですが、人が少なくても隠れた良い企業があるかも知れません。
人の列の少ない企業の場合、担当者に余裕がある分、じっくりと話を聞ける可能性があります。面接の練習としても良いことですし、もしかしたら意外な道が開けるかも知れません。
印象に残った事をメモしていく
企業ブースでは印象に残った事や疑問に思った事はメモしておいてください。たとえば「ここ2年、業績は右肩上がりの状態です」と言う説明があったとしましょう。
「どうして2年前までは駄目だったのか?」
……と言うような疑問が出てきます。これをメモっておいてから、個別面談の時に聞いて聞いてみてください。これは面接の練習としても有効な手段です。
「何故?」「どうして?」と考える習慣づけておくと、面接の本番でも「何か他に質問はありますか?」と聞かれた時に、サッっと質問するこ事が出来ると思います。
とにかく質問してみる
質問を受け付けている企業ブースには、自分の方からどんどん質問してください。
ビジネスの世界で「質問力」は重要です。企業担当者は自分達の会社に興味を持ってくれている人に対して悪い気はしないものです。相手先企業に対して好奇心を持つことは転職活動の基本だとも言えるので、是非積極的に質問して戴きたいと思います。
ブースで自分の印象を聞いてみる
個別面談に応じてくれる企業と面談する機会があるようでしたら、面談の最後に「私の印象はいかがでしたか? 転職活動の参考にさせて戴きたいので、ご意見を戴けると助かります」と聞いてみてください。「自分の見せ方・売り込み方」を研究する材料になるかと思います。

意外な答えが聞けるかも知れません
まとめ
転職フェアを攻略するにあたって最も重要なのは「とにかく積極的に声をかけていく」事に尽きると思います。
しかし、何かにはせっかく企業ブースを訪れても「この会社は無理だ……」と感じるようなブラック企業もあるかと思います。実は転職フェアにもブラック企業は潜んでいるのです。ブラック企業を見極める目を養うためにも、転職フェアは行ってみて損のないイベントだと思います。

良い刺激になるかと思います