今年も残すところ、あと僅かになりました。転職活動中の方も一旦、小休止と言うところでしょうか。いくら前向きに頑張ると言っても、年末年始は動きようがありません。イライラしながら転職サイトを見たところで、収穫なんてありません。こんな時は履歴書や職務経歴書の見直しをしながら、リフレッシュするのが懸命です。
今日は転職がらみのリフレッシュ方法についてお届けします。私は関西住まいなので友人に話を聞くまで全く知らなかったのですが、東京にある『平将門の首塚』がサラリーマンにご利益があるってご存知でしたか?
平将門の首塚
平将門の首塚は平の将門の首を祀っている…と伝えられていますが、今ではサラリーマンの間でパワースポットとして注目されているようです。

高校の歴史で習ったっきりだな

そんなイメージよね
平将門って誰?
平将門と聞いても歴史好きな方以外は「そう言えば、歴史で習った気がするな」程度の認識しかないかと思います。平将門は、平将門の乱を起こした人ですが、平将門の乱は失敗に終わり、京都で首をはねられています。
怨霊伝説
平将門の首は京都でさらし首になったと伝えられていますが、夜空に向かって飛んでいき、数カ所に落ちたとされています。伝承地は数か所あり、いずれも平将門の首塚とされています。
首塚の中でも有名なのが東京千代田区大手町の平将門の首塚です。
実際、平将門の首塚には様々な言い伝えがあり、関東大震災の後、大蔵省の仮庁舎建設のために塚が壊されかかると、関係者が死亡したとか、第二次世界大戦後、進駐軍の駐車場を建設しようとしたブルドーザーがの運転手が死亡した……など「首塚を撤去しようとすると死者が出る」と言うのは有名な話のようです。
そんなの迷信だろ……と思うものの
大手町では現在も再開発計画があるのですが、平将門の首塚は手付かずのまま再開発計画から外されています。
また、平将門の首塚の周辺にあるオフィスでは「社長室や重役室を作る時、平将門の首塚にお尻を向けると会社が傾く」と言われていたり「プロジェクトリーダーが平将門の首塚にお尻を向けて座っているとプロジェクトは失敗する」なんて話もあるようです。
パワースポットとしての首塚
ところが近年は平将門の首塚はパワースポットとして見直されているようです。特にサラリーマンの間で人気のスポットなのだとか。
「ライバルに競り勝つ事が出来る」とか「サラリーマンの首を守る」とか「左遷されても栄転して戻ってくる事が出来る」とか、サラリーマンに関連するご利益が噂になっています。


平将門の首塚の周辺には、たくさんの蛙が置いてあるのですが「無事帰る」と言う意味だそうです。そして、その蛙は会社の発展や、プロジェクトの成功を祈願して様々な企業が奉納したものなのだとか。
所在地: 〒100-0004 東京都千代田区大手町1−2−1
大手町駅C5出口すぐ
まとめ
いかがでしょうか? 平将門の首塚の近隣に務めるサラリーマンの中には、大きな仕事をする前に、平将門の首塚に願を掛けに行く人も少なくないようです。
パワースポットに出向いたり、願掛けをしたからといって、必ず願いが叶うと言う訳ではありませんが、近隣にお住まいでしたら、初詣のついでに願掛けをしてみてはいかがでしょうか?