40代、50代と言った中高年が転職活動をしようとする場合、多くの方が1度はハローワークを訪れるのではないでしようか?
ハローワークは失業しなくても登録さえすれば利用することが出来ます。登録料は無料ですから、失業していない方もとりあえず偵察に行ってみる事をオススメします。
今回はハローワークの登録の仕方や利用方法、そしてハローワークの現状についてお届けします。
ハローワークに登録してみる
まずは利用しやすいハローワークに直接出向いてみてください。
雇用保険を受給するためのハローワークで無くても大丈夫です。
受付カウンターで「初めて利用するのですが」と申し出れば、職員の方が登録や利用方法を説明してくれます。そこで求職申込書に記入して、登録するとハローワークに登録された求人を閲覧したり、応募したりする事が出来ます。
求職申込書の記入内容は下記6点です。
求職申込書の記入事項
- 職安からの連絡方法の選択
- 氏名(フリガナ)、生年月日、現住所などの個人情報
- 就職についての希望職種や希望収入、仕事に関してのこと
- 学歴に関してのこと
- 免許・資格
- 今まで経験した仕事
登録後はパソコンを使って求人票を検索することが出来ます。利用者の多いハローワークの場合、時間制限があるかも知れません。
応募したい求人がも使ったら求人票をプリントアウトして、申込カウンターに持って行きます。
その後、詳しい説明があり面接を希望する場合は、カウンセラーが求人を出している企業に連絡を取って、紹介書をもらって後日、面接……という 流れになっています。
ハローワークの理想と現実
……とご紹介した流れは「理想のハローワークのあり方」でしかありません。
実際、ハローワークを利用すればお分かりになるかと思うまですが、なかなか良い求人はありません。求人票を検索しても「応募したい」と思える求人を探すのは至難の業です。
昔はハローワークも沢山の求人を抱えていたようですが、最近はインターネットの普及や、転職エージェントが出来た事により、ハローワークへの求人数は明らかに減っています。
だでさえ少ない求人の中から中高年の求人を探すのはどれだけ難しいかはご説明するまでもありません。
もし見つかったとしても、派遣や日雇いだったり、ありえないレベルで給与が低かったりする事が多いようです。
掘り出し物が無い……でもない
……とは言うものの、ハローワークに良い求人が全くないとは限りません。
実際「万に1つ」のお宝求人をゲットする人もいるのです。
また「転職エージェントにお願いするほどの予算は無い」と言うような地元の中小優良企業などは今でもハローワークを利用するケースが多いようです。
まとめ
残念ながら現代のハローワークに過度の期待は禁物です。
ですが「あわよくば」と言う気持ちで足を運んでみるのは無駄ではないと思います。
また、実際にハローワークに行ってみて「自分だけが仕事を探しているのではない」と言う事実を実感してみるのも良いかと思います。
ただし「本格的に仕事を探す」と言う意味では、転職エージェントや転職エージェントへの登録をオススメしたいと思います。
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