40代、50代と行った中高年での転職活動は「やらなければいけない事」が山積みで毎日クタクタになってしまうのではないでしょうか?
私はこのブログの中で何度となく「転職活動は応募先企業についてよく調べてください」と書かせていただいていますが、今回は夫の実体験からの失敗談を交えて書いていこうと思います。


情報収集を甘くみた結果
『24 40代の転職活動。応募9社目。面接と結果。』と言う記事で、スカウトを受けた事から面接に進んだた企業の顛末を書かせて戴きました。
詳細は記事に書いてありますが、結論だけ書くと夫が面接を受けた企業はヤクザ(暴力団)がらみの建設会社だったのです。初めて内定を戴いた企業ではありましたが、内定を辞退させて戴きました。


「応募する企業について下調べしなきゃならない事なんて言われなくても分かっている」と思われる方も多いかと思います。
実際、夫も私もそう感じていました。でも、それは転職活動初期の頃の話で、転職活動が煮詰まってくると企業研究は疎かになっていく一方でした。
手を抜かないと言う近道
40代以降で転職活動をする場合、大半の方が大苦戦される事かと思います。
1社や2社で決まれば良いのですが、夫のように「もう何十社応募したのかも数えてないや」というレベルでお祈りを喰らっていると、1つ1つの作業が雑になってきます。
しかも転職エージェントによっては「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式で、多少条件等が食い違っていても、どんどん案件を投げてくれたりして、もうそうなってくると「とりあえず応募しとくか」なんてノリになってきたりするのです。

事前に分かったと思います

限られた時間と体力の中で転職活動をするのですから、何もかも完璧にこなすのは不可能だと思います。ですが「内定出て入社したけどブラック企業だった」とか、夫のように「ヤクザがらみの企業だった」なんて事になってしまったら目も当てられません。夫の場合、面接の段階で気がついたのはラッキーだったと言って良いのかも知れません。
これが最後のチャンスだと思えば…
若い人の転職の場合「失敗したらまた探したらいいや」と思えるかも知れませんが40代以降の転職の場合は「これが最後のチャンス」と捉えている方が多いと思います。せっかく入社しても数ヶ月で辞める事になってしまった場合、次の転職活動は前回の転職活動よりも、もっと厳しい物になってしまいます。
ですから、どんなに面倒だと思っても、手当たり次第に応募するようになっていたとしても、企業研究はじっくりと行って戴きたいと思います。
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