アベノミクス効果で景気が上向いてきていると言われていますが、40代、50代と言った中高年での転職活動はいまだに厳しい状況です。最近は「35歳転職限界説は古い」なんて事が言われるようになりましたが、それでも転職活動をするのであれば若い人の方が有利なのは今さら説明するまでもありませんよね。
「スカウトだけで転職出来た」とか「ヘッドハンティングで転職した」なんて話もあるようですが、少なくともこのブログを読んでくださっている方は苦戦組ではないかと思います。
私の夫も苦戦していました。転職活動期間は5ヶ月。面接に読んでもらえたのは10社。内定が出たのは2社。(うち1社は暴力団関係の会社だったので内定辞退)。こうやってサラッっと書くと「なんだその程度か」と思われるかも知れませんが、書類選考さえ通過しなかった企業は50社どころではありません。

100社くらいは応募してるかもね

お祈りされまくってたよね
転職活動中は心が折れて当たり前
努力していないのならいざ知らず、何十社受けても結果が出ないと「もう駄目かも知れない」と思ってしまうのは当然の事です。マザーテレサは「この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません。だれからも自分は必要とされていない、と感じることです」と言う言葉を残していますが、どの企業からも必要とされていないという現実を突きつけられて平気でいられる方がオカシイのです。

20社を越えてくると流石にね

荒れる夫をどうしたら良い?
転職活動で心が折れた後は、落ち込んだり、荒れたり、ヤケを起こしたりするかも知れません。そんな時こそ妻の出番です。是非、妻が支えてあげてください。
頑張っている人を追い詰めてみても良い結果が出る訳はありません。共感した後は気分転換をプロデュースしてください。夫の好きな食べ物を作ってみるも良し、映画など気分転換出来る場所に連れ出してみても良いでしょう。

美味いもんを食わせてくれたら
けっこう元気になります

サービス過剰だったかもね~
そして何よりも大切なのは「あなたは家族にとって必要な人だ」と伝える事です。大変な時だからこそ「かけがえのない夫」「かけがえのない父親」を支えて差し上げて戴きたいと思います。
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