夫、40代の転職活動。9社目の面接は転職エージェントからスカウトされての応募した。条件的にも悪くありませんでしたし、自宅から少し遠いものの通えない距離ではありませんでした。「今回はもしかしたら決まっちゃったりするのかも」などと期待する反面、転職会議等の口コミが見当たらないのは、いささか心配ではありました。
無かったんだよなぁ
そして平日の仕事帰りに夫は面接に行きました。
平日の夜に面接を設定してくれるのは本当にありがたいです。もし平日の昼間に設定されてしまったら、どうにかこうにか理由をつけて欠勤しなければなりません。辞めるつもりでいる会社であったとしても、お給料を戴いているうちは社員としての勤めがあるのですから、嘘をついて欠勤するのは、やはり心が咎めるものです。
初めての内定ゲット
帰宅した夫はとても微妙な様子でした。「面接はまぁ……上手くいったと思うよ」と夫。そして夫は「今回は、もし内定出ても断ると思う」と続けます。面接が上手くいったのに断るだなんて、よほど夫の意に沿わない会社だったのでしょうか?
夫が言うには「確かに住宅会社だったんだけど……どうもヤクザ(暴力団)系列の会社っぽかった」とのこと。
一般企業とは違う雰囲気だったな…
どうりで会社の評判が口コミで見つからない訳です。ちゃんと調べなかった私達も迂闊でした。転職活動が上手くいかないところにスカウトされた事で、舞い上がってしまっていた部分があったように思います。
そして翌日。内定が出ました。転職活動を開始して初めての内定です。しかし夫は宣言通り内定を辞退。転職エージェントから何か言われるかと心配していましたが「そうですか」とアッサリ終了。もしかしたら、こんな感じでで内定を辞退した人が過去にいたのかも知れません。
「スカウトが来ても浮かれ過ぎないように」と言う戒めとして、印象深い出来事でした。