40代<50代と言った中高年の転職活動で書類選考を乗り越えて、やっと面接まで漕ぎ着け、なんとなく良い感じの面接だった場合、面接の場で面接官から入社日を聞かれる事があると思います。
そんな時は「脈あり」と見ても良いと思うのですが、そこでいい加減な事を言ってしまうと後で大変なことになる可能性があります。
今回は面接で「入社日」について聞かれた場合つにいて書かせて戴きます。
テンション上がるよな
入社日を聞かれた時の答え方
「採用の場合、いつから出社できますか?」
企業側はできるだけ入社日が明確な人を求めています。入社できる時期が曖昧だと、内定者を迎え入れる準備や仕事の見通しも立てづらくなり、余分な準備をしなければなりません。
また、企業は時間の経過によって内定者が心変わりしてしまったり、他の会社から内定が出てそちらに入社してしまう可能性を警戒している場合もあります。ですから、何ヶ月も先だったり、曖昧な回答はNG。
なかなか即答し難いよな
企業側の質問のねらい
では企業はどうしてまだ内定を出していない人に対して入社日について聞いてくるのでしょうか? 質問の意図をいくつかまとめてみました。
・在職中の場合、引き継ぎ等の責任をしっかり果たす人かをチェックしたい。
・本当に入社意欲があるかどうか。
・具体的な日にちを決めてきたい。
「入社日」については採用の可能性が高そうな質問ですが、安心してボロを出さないように注意してください。会社の希望に合わせるあまり、思慮もなく「来週からでも大丈夫です」などと答えないでください。
入社できる時期は、あらかじめ予測して決めておくことが大切です。特に在籍しながらの転職活動の場合、後任者への引き継ぎのことを考えると、およそ1ヶ月はかかるのが一般的です
引き継ぎ等があるから
今すぐ…とはいかないわね
回答のポイントと具体例
面接の場で入社日について聞かれた場合の具体的についてご説明します。まずは気をつけておきたいポイントをご紹介はます。
・3ヶ月もかかるようだと少し不安に感じる。
・入社日が予想できるような答え方をする。
・スケジュールをよく考えた上での回答であることを伝える。
・あくまで相手側の都合に合わせるようにする。
・具体的な日にちを出すのはよいが、「○月△日です」などと、断定的な言い方をしない。
在職中の場合
退職している場合
退職している場合「いつでも大丈夫です」と言ってしまいたくなるのが心情ですが、時間等スケジュール管理の出来ない人間だと判断されてしまう場合がありますから、上記のように答えるのが無難です。
実際に「じゃあ、明日から来てください」となっても困りますよね? 特にいくつか平行して転職活動を進めている場合は、ある程度進めている話をストップしなければならない場合もあります。
まとめ
内定の可能性は高いと思います
入社日を聞かれると、嬉しさのあまり舞い上がってしまう事もあるかと思いますが、一呼吸おいて、落ち着いて答えるようにしてください。実際、入社日を質問された場合は内定が出る可能性が高いと考えて良いと思います。しかし、ここで失敗してしまったら全てが水の泡。着実に内定を手にしていただきたいと思います。