中高年で転職活動に励んでいる方の中には、もしかすると「応募先さえ見つからない」と言う方がおられる事かと思います。終身雇用制が破綻しつつある現代では、転職するサラリーマンは珍しくなくなってきました。
……とは言うものの「転職も1つの経験だね」と軽く考える事が出来るのは若い世代の話。中高年になってくると、能力があったとしても年齢制限で引っかかってしまって面接に漕ぎ着けることさえ難しいのが現状です。

そもそも少ないからなぁ

転職で「コネ」と「人脈」を利用する
転職サイトや転職エージェントでもなかなか面接が決まらない場合、コネや人脈を利用する事をオススメします。
「そう言われても俺は平凡なサラリーマンだし……営業職じゃないから人脈も無いし……」なんて思っている方が多いかと思うのですが本当にそうでしょうか?


仕事を探している事を知らせる
「人脈」と言ってしまうと難しく考えてしまいますが「知り合い」だったらどうでしょうか?
転職活動で重要なのは「自分は仕事を探しています」と言う事を広く世間に知ってもらうことです。ハローワークや転職サイト、転職エージェントに登録するのも「自分は求職者です」と言う事の表明とも言えます。
友人や知人、親戚。前の職場の同僚、大学時代の恩師、趣味の仲間……全ての人に「仕事を探しています」と伝えていますか?
中高年で転職活動をしている方の中には「失業した事を知らせるなんて恥ずかしい」とか「仕事を辞めたがっているとは知られたくない」と、周囲の人には内緒でに転職活動をする人が多いようです。しかし、それでは宝の持ち腐れと言っても過言ではありません。
たとえ「仕事を探している」と知らせた当人から直接仕事の紹介を受ける事がなくても、もしかしたらそこから何かキッカケが生まれくるかも知れません。
メールや電話の活用
まずは人脈リストを作ってください。そしてメールや電話、手紙などを使って手当たり次第に「仕事を探している事」を伝えてください。自分の探している仕事の関係者がいれば紹介して欲しいとお願いしてみましょう。もしかしたら、何か良いリアクションが返ってくるかも知れません。

同じ業界で働いている率が高いよな

とにかく名刺を持ち歩く
転職活動中はプライベートで動くときも必ず名刺を持ち歩いてください。「失業中だし、名刺なんて無いし……」と言う場合は自分で作れば良いのです。
名前と共に住所や連絡先を明記して、希望する職種、簡単な経歴、仕事を探している事も書いてください。名刺のスペースで書ききれないなら、名刺2つ分程度の紙を2つ折りにした「ミニ履歴書」のような物を作成して持ち歩いても良いでしょう。そして出先で会った人にチャンスがあれば渡すようにしてください。

その発想は無かったな

仕事をゲットした人がいるのよね
まとめ
今回の記事をご覧になって「ちょ、そこまでやる?」とか「そこまでしなくてもいいんじゃないかな?」と思われた方もおられるかと思います。

仕事が見つかればそれでいいんだもんな

全力でいかないとね!
確かにそこまでしなくても内定が出る人は出ます。しかし、なかなか内定が出ないのであれば、なりふり構っている場合ではありません。なかなか決まらずに悶々とした時間を過ごすくらいなら、全力で挑んでいただきたいと思います。